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ミルクの基礎知識
牛乳の機能性
栄養バランスにすぐれたミルクには、さらに秘めたるパワーが隠されているのをご存じですか。関節の悩みを和らげるN-アセチルグルコサミン。骨の細胞に作用し丈夫な骨作りに役立つMBP®。子牛の免疫力を高めることから注目されたラクトフェリン。いずれもミルクのパワーを裏付ける、おどろきの機能を持っています。
N-アセチルグルコサミン
関節の悩みなどに、アンチエイジング機能。
歳をとるとヒザなどの関節の痛みに悩まされている方が多いですね。こうした関節症は40代半ばから急増。特に女性に顕著です。関節の痛みは、軟骨がすり減ってしまうことから起こります。軟骨は80%が水分。その水分を保つことで柔軟性を保ち、クッションの役目をしています。軟骨の水分保持をするのは「プロテオグリカン」という成分の働きですが、この成分は老化とともに不足してしまい、軟骨の柔軟性も失われてゆきます。そして、このプロテオグリカンを作る不可欠な栄養素が「N-アセチルグルコサミン」です。

N-アセチルグルコサミンは体内で作られ、皮膚や関節、関節液などに広く存在しています。ところが、歳をとると新陳代謝が衰え、生成が追いつかなくなってしまうのです。このN-アセチルグルコサミンを摂取できる食品がミルク。牛乳100mlあたり10mg程度含まれています。また、カニやエビの甲羅に特に多く含まれています。N-アセチルグルコサミンには体の動きをスムーズにするほか、しっとりと肌の潤いを保つなどの美容効果も。関節の痛みに悩んでいる方、肌の衰えが気になる方、ぜひ注目したいですね。

MBP
骨にしっかりカルシウムをたくわえる。
MBP®はミルクに微量に含まれている乳塩基性タンパク質です。
長年の研究により、効果的に骨にカルシウムをたくわえる、このMBP®の働きが解明されてきました。

骨は骨芽細胞(こつがさいぼう)の働きでカルシウムを取り込み、一方で破骨細胞(はこつさいぼう)によりカルシウムが溶かし出され、常に生まれ変わっています。しかし、ホルモン等のバランスが崩れると、必要以上にカルシウムが流失してしまう傾向があります。特に女性ホルモンが減少する閉経期以降の女性に顕著で、骨がスカスカにもろくなる骨粗しょう症の要因のひとつにもなっています。

MBP®の働きはふたつ。骨芽細胞を増やしカルシウムの取り込みを活発にすること。そして破骨細胞の過剰な働きを抑え、カルシウムが流失しすぎないようすること。カルシウムと一緒にMBP®を摂取することで、MBP®のダブルの力が働いて、とても効率よくカルシウムをたくわえることができるわけです。

骨は歳とってからでは遅く、若いうちからしっかりと土台作りをしておかなくてはなりません。それにはMBP®の力が大いに役立ちそうですね。

骨密度を高めるMBPの効果
成人女性(20〜50代)を対象にしたMBP®の飲用試験では、3ヶ月で骨代謝の改善が確認され、6ヶ月で骨密度の上昇が確認されました。
ラクトフェリン
赤ちゃんをしっかり守る、初乳の神秘。

母牛が分娩した後約一週間以内の乳を初乳といいます。初乳は普通の乳に比べて黄色っぽく、タンパク質やミネラル、ビタミンが特に豊富です。これはまだ抵抗力のない赤ちゃんが、丈夫に育つための自然のしくみ。初乳には病原菌に対する抵抗性を持った免疫抗体が含まれており、母牛のもっている免疫力が、初乳によって子牛に伝わるのです。ラクトフェリンはこの初乳に多く含まれるタンパク質の一種。その優れたパワーが近年特に注目されています。ラクトフェリンの有用性はC型肝炎や胃潰瘍などの抑制、抗菌・抗ウイルス効果、貧血の改善、活性酸素の抑制、腸内悪玉菌の抑制と実に幅広いものがあるといわれています。子を思う母の力はすごいんですね。

 
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