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| 夏<8月> | スイカ |
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illust/Tamiさん 入道雲、風鈴、麦わら帽子、入道雲、そして、冷たく冷えた【スイカ】。わたしの夏休みの原風景です。 今月は、【スイカ】のお話です。 スイカの原産地は南アフリカのカラハリ砂漠で、4000年前にはすでにエジプトで栽培されていたようです。 英語で「ウォーターメロン」と言われるように、甘い水分を多く含むので、砂漠地帯では貴重な飲料として食べられていました。 日本には、1630年ごろ中国から伝わりました。西の方から伝わってきたので西瓜(スイカ)と和名がつきました。 スイカの栽培は、「つる割れ病」との闘いでしたが、昭和のはじめに、夕顔の台木に接木をする方法が開発されて、生産量が飛躍的に向上しました。 現在は、「大玉」「小玉」「黄肉」「種なし」「黒皮」など、いろいろな種類のものが出回っています。 そういえば、以前、冷蔵庫に入れやすいようにと四角いすいかが、栽培されて話題になったことがあります。 四角いアクリルボックスに入れて育てるのだそうです。 あの縞模様も鮮やかな四角すいかに成長しますが、残念ながら味は今ひとつとのこと。 もっぱら観賞用としてデパートなどで売られているようです。 ただし、お値段は1万円以上します。 【スイカ】の成分は、90%ほどが水分ですが、意外にもその栄養価は高く、各種のアミノ酸を含んでいます。 特に、利尿を促すカリウムやシルリン、ピコリンなどが豊富に含まれていて、腎臓の機能を改善する効果が期待できるそうです。 また、スイカの「種」には、リノール酸が豊富に含まれています。 きれいに洗って乾かして、フライパンで煎って、軽く塩をふるとおいしく食べられます。 最後に、おいしいスイカの見分け方。 ぽんぽんと叩いて音を聞いている様子を見ますが、素人では判別が難しく、縞模様がはっきりしたものや、へたのまわりが少しへこんでいる方がより甘いといわれています。 現在は、出荷時に、糖度測定や内部の空洞の有無を判定する音波測定が導入されて、優れた品質のものを出荷するように努力しているそうです。 冷やしすぎると、甘みが感じにくくなるため、ちょっとひんやりの15℃ぐらいが食べごろです。 クーラーを止めて、窓を開けて、風鈴の音をききながら、甘くジューシーな【スイカ】をほおばってみませんか。 |
| (MCC通信 Vol.22) |
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